衣の織(いのり)とは

衣の織(いのり)とは

理念

手織りは悠久の時を超え、古代から女性が携わってきた仕事のひとつです。

「古事記」にも機織りをする女性が登場します。そして近代までは、家庭の主婦が子供や家族、自分の着物を織るという「衣」の自給自足が脈々と受け継がれてきました。しかし、現代でその鎖がほぼ断ち切れようとしています。ずっと日本に受け継がれてきた着物の手織りが私たちの世代で消滅してしまう事に、現代に生きるものとして、大変遺憾に思っています。

そこで、絶滅寸前の「衣」の自給自足にチャレンジし、着物の手織りを、現代にあった価値観のもとに、次世代へと繋ぎたいという想いでこのプロジェクトを発足いたしました。目指すのは、着物を通じての日本文化継承と手織りによって得られる充実感と心豊かなライフスタイルの実現です。

衣の織(いのり) 名前の由来

衣の織=inoori=祈り

織りは祈りに通じています。

衣服をまとう原点は、強い陽射しや雨、風、害虫などから身体を守るためです。古代の先人たちは、樹皮などから、気の遠くなるような長い時間と手間ひまをかけて、繊維を取り出し、糸にして、一本一本、経糸と緯糸を交差させて、布を織り上げ、身にまといました。織りには、家族の命を守る切実な祈りが込められていました。

本来の織りに込められた祈りを思い起こすために、衣の織(いのり)と名付けました。

プロジェクトの概要

本プロジェクトは3つの場(つくる場・売り場・楽しむ場)によって、構成されます。

プロジェクト概要

【つくる場】染織工房 野の絢(ののあや)

オリジナルブランド『野の絢シリーズ』の創作拠点および、ものづくり支援の場です。 教室や体験ワークショップ(機織り・草木染め・糸紡ぎ等)も開催いたします。 畑にて、可能な限りの原材料の栽培をいたします。

  • 絹(桑 栽培、蚕 飼育
  • 木綿(和棉 栽培)
  • 麻(苧麻 栽培)
  • 染材料(藍・紅花・紫草等 栽培)


【売り場】手しごとや(セレクトネットショップ)

『野の絢シリーズ』の他にも、手仕事でこだわりを持って丁寧に作られた作家・職人ものを販売するセレクトショップです。作り手と使う人を繋ぐ場となります。

<取り扱い予定商品>

《着物関連》
着物・帯・帯締め・帯揚げ・帯留・和装小物など
《布製品関連》
ストール・マフラー・和小物など
《生活関連》
食器(陶磁器、漆器など)・家具・日用品(竹細工など)・加工食品(無添加梅干し)など
《服飾品関連》
アクセサリーなど

2018年以降オープン予定
【楽しむ場】みんなのたんす(普段着・おしゃれ着専門の着物レンタル)

2〜3年の準備期間を経た後、着物を気軽に楽しく着ることをサポートする場としてスタートさせます。着付けやコーディネートなど着物にまつわるすべてのことを相談でき、着用後のお手入れも不要の会員制の仕組みといたします。

コンセプト

個人個人がそれぞれ高価なきものを所有するのではなく、みんなで着物をシェアして、着物ライフを楽しもう!

レンタル在庫予定

【着物・帯】
野の絢紬、作家もの、伝統工芸もの(本場結城紬、大島紬、小千谷縮、近江上布 等)
【小物類】
帯締め・帯揚げ・帯留・バッグなど
手しごとや
野の絢紬
みんなのたんす