草木染め – 衣の織 https://inoori.jp 着物の手織りを次世代に繋ぐプロジェクト Thu, 10 Jan 2019 23:32:29 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.8.9 年越し https://inoori.jp/blog/2015123101/ https://inoori.jp/blog/2015123101/#respond Thu, 31 Dec 2015 14:00:44 +0000 http://inoori.jp/?p=481 年末は染めと織りに明け暮れる日々でした。
ある方からご相談を受けて、1年以上前の紅花染めワークショップでお土産に貰った粉(紅花色素を吸わせたセルロースパウダー)が使用可能か?とのお問合せでしたが、そもそもセルロースパウダーからの染めの経験がありませんでしたので、必ず染まるという確約はできませんが、ご一緒に実験してみましょう、というスタンスでお越し頂きました。

IMG_6087 紅花の色素をもみ出しているところ

IMG_6089 ご持参いただいたのは、生地違いの5種類の半衿でした。同じ染液でも、生地によって色合いが異なって染まりました。半衿ということで、淡い色をご希望でしたので、実験は成功といってよいでしょう。

FullSizeRender そして、織りの作業。
プレゼント用の匂袋の生地を、地機(じばた)で、織っているところ。
匂袋の用尺9センチの中で、緯(よこ)糸をどう変化させるか、考えながら織っていると、思いのほか時間がかかってしまいます。

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FullSizeRender 入れる緯糸によって、印象がまるで違う布になりますね。

IMG_6120 おまけ:紅花染め実験で使った染液が、まだ染まりそうだったため、使い古しの肌襦袢と女性用シルクのふん○しを染めてみました。淡いピンクに染まりました。見えないところで、乙女なピンクは女子力が上がりそうです(笑)]]>
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